ちりがみ劇場2 「ちりがみ総進撃♪」

ある日、まるっこが言いました。

まるっこ
 「人々よ。なんかちりがみ細工も、だいぶ増えてきたから、
 この辺で一度、集合写真でも撮ろうよ♪」

人々
 「うむっ。」


ちなみにトリケラトプス君は、
しばらく見ないこの間に、微妙にリフォームされて、
一本ツノ(モノクロニウス)になっていました。

人々
 「でもどう並ぶの?大きい人と、小さい人がいるよ?」
 「うーん、みんな普通に並んだら、
  小さい人は豆粒のようになってしまうな。」

 「誰か名案はありませんかー?」

 「これだけ、色んな人がいるのに…博士は?」
 「長老とか知恵袋みたいな人は、いないのかいな?」


 「いないぞっ!」

みんないっせいに、きっぱりと言いました。

 「…… …… ……。」

まるっこ
 「しょーがない、じゃあもう一列に、デタラメに並ぼう。」
 「そんならデカい人が手前で、パースと言う事で♪」


 ジャーン ジャーン ジャーン♪

 「よっしゃーっ、終わったー♪」
 「うおー。大暴れじゃーっ♪」
 「あっ、やったな、こんにゃろ!」

 「防御ならまかせてくれ!」
 「君は自分が、丸まるだけではないか!?」

 「わー、押されたら倒れちゃうよ。僕はとても弱々しいんだ。」
 「それなら、僕だって弱々しいよ。」
 「僕もだ。」

 「よしっ!私は逃げるぞ。」
 どどどどー…
 「あちちちっ…。こんなところで、火は噴かないでくれーっ」 

 文鳥さん
「なんてまとまりの無い人たちなんだ!」 
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