巨大ふかふか文鳥の作り方

えー、今回は多少らしく見えるように、
ちょっとだけ気をつけてみました。
ただ作り方そのものが、難しいわけでも無いです。

要所要所だけ、ピックアップと言う感じで。\(^▽^)


@最初は足から作り始めました。 なぜなのか…!? 

何となくです(笑)

ただ足パーツは紙で作るので、一番大きさの調節がしにくく、
最初に作って、基準にしようとは思いました。

原稿用紙を丸めて芯を作り、外側にちり紙を張って見ました。
つめと間接部分はセロテープです。

A胴体です。
ふかふかにしたかったので、中には細かく千切ったちり紙をつめました。

と言うのは半分は本当ですが、実はこのちり紙は、
以前に作った、別のちりがみ細工のリサイクルなんですね。

ただでさえ元々0円なのに、
さらに遊んで壊して、また材料に使えます
(笑)

B作りかけの胴体部分、頭を前から見ました。

こんな感じで、最初は白で作っていました。
色つけなければ、このまま白文鳥になります。

もしくは白文鳥でしばらく遊んで、
後からちょっとだけ手直しして、作るも出来ますね♪

石膏や木版、七宝焼きでは、こう言う融通は難しいですが、
途中で足すのも引くのも、おおむね自由。
とことんどーにでもなるのが、ちりがみ細工です(笑)

C尾っぽの原材料です。
ちり紙をあらかじめ着色して使います。

真っ黒なので真っ黒に染めました。ちなみに黒で染める時は
1、墨汁を使う
2、絵の具を使う

の、二種類があります。

重ねて染める時には、墨汁だとくっつきやすく、
絵の具の方ははがしやすいです。


尾っぽは、厚みのある羽根にしたかったのもあり、
今回は墨汁で染めました。

D足です。

胴体の中に入れて支えにしたかったので、
紙を丸めて槍状にして付け足しました。

E胴体を下方から。
足を入れる穴を開けました。

Fこの時点での全体のフォルムです。

立った! …ように見えますが、実はウソです(笑)
見ての通りこのままだと前が重たすぎて、
手を離すと倒れてしまいます。

Q さてどうしたら良いでしょう?

A-1、そっくり返らせる

→これだとものすごく偉そうで、高飛車な文鳥になってしまいます。
いくらふかふかでも、ふんぞり返った文鳥では可愛くありません。

GA-2、後部の重量を増やす 事にしました。

紙(ガムテープの芯を重ねてまとめたもの)を、
尾っぽの裏側辺りに入れて、バラストにします。

今回はバランスが原因でしたが、ちりがみ細工って、

行き当たりばったりや、
見切り発車で始めて、
途中でどんどん変っていく、
過程や工夫を楽しむ


事こそ、ちりがみ細工のちりがみ細工たる所以です♪
(ちょっと言い訳がましいように聞こえたら、気のせいです。)

Hほら、立った♪ 
何とか自立成功です♪

I目んたまです。

(と…言っても、いざあわせたら微妙に小さくて、
結局この後作り直したんですが)

黒いちり紙を円盤状に丸めて、
オレンジの細いちり紙で周りを囲みます。

Jあとは外側に、黒と灰色のちり紙をはっつけて行きます。

どうデフォルメして良いのかわからず、
そのまま作ったら、どこと無くふてぶてしく、
思ったほど可愛く、無くなっちゃいましたが(笑)

とりあえず、巨大ふかふか文鳥の完成です♪
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