恐竜 ブラキオサウルス




ざざざざざー…

海を渡って、ちりがみの国に、
新しいお友達が、やってまいりました♪

(と言うわけで、今回は初のちり紙特撮大プールでの、
完全ロケを敢行して、お送りしています♪
ちなみに特撮大プールは、予算105円を投入して、
100均屋さんの、青の荷造り用ビニールロープを、
細かく切って、ばら撒いたものです。)


ざばざばざばーっ、海岸線が近づいて、
徐々に全身が見えてまいりました。

これだと何だか、ネッシーみたいですね。
一応恐竜のつもりなんですよ。

さてさて、迎えに来たみんなと、海岸線で御対面です♪

ブラキオサウルス
 「こんにちはー♪」
人々
 「どもども♪どもども♪」


ブラキオサウルス全身です。

何となくブラキオサウルス、ブロントサウルス、ディプロドクス辺りは、
みんな同じようなイメージなんですが、
ブラキオサウルスは、前足が長いのが特徴だそうです。

だから完全に四足で、胴が地面に並行と言うよりは、
やや起き上がったような感じの、プロポーションにしてみました。
首は長くて、反対に尻尾はやや短めです。

後ろから見たところです。
それでもやっぱり、長ーいですね。

全長だと、44〜45センチくらいあります。
高さは普通にしていて、22センチちょっと位です。

今回はセットで、ブラキオ赤ちゃんも作りました♪

ちっこいです(笑)

こちらは全長9センチ、高さ5センチくらいで、
四神より小さく、これまでで最小になってしまいました(^▽^;;

さっそく仲良くなったまるっこは、
ブラキオ赤ちゃんと一緒に、
背中に乗せてもらって海に出ました♪

ばしゃばしゃばしゃ…

「うひゃほう♪」

ブラキオサウルス
 「ところでみなさん、実は私にはまだ秘密があるのです。」
人々
 「え、そうなんですか?」


まるっこ
 「そういえば背中に乗せてもらった時に、
 切れ目みたいなのがあった、気がしたんですが…」

ブラキオサウルス
 「ふっふっふ。よくぞ気がつきました。
 実はそれが私の、超ミニ秘密なんです!」

まるっこ
 「ちょ…超ミニ秘密だってー!?」
ステゴサウルス
 (うう…何となく想像がつくような…)

ブラキオサウルス
 「実は私の超ミニ秘密なんですが…」
人々
 「ほう。」
ブラキオサウルス
 「背中を開けると…」 ういーん…♪


ブラキオサウルス
 「ほら、主砲が出てきます。」
人々
  「それ、ブラキオサウルスじゃ
 ないじゃん!」

直線部品である主砲は、紙で作りました。
紙もちり紙も、もちろんセロテープでくっつく物ですから、
作る時には、セットで使えます。

とりあえず「ちりがみ細工」と名乗っていますが、
全てちり紙だけで作りたいとか言う、ポリシーや哲学はありません。

むしろ反対に、全て普通の紙で作らなくても、
「曲線部分は、ちり紙を使った方が早いじゃん!?」
程度の気持ちなんですよね。私の場合は。

だから機械とか、直線が多い時なら、普通の紙で作った方が楽です♪

主砲は砲身が四段、ターレットが三段のスライド式になっていて、
砲撃時には、それぞれせり出して伸ばします。

収納する時にはまた、砲身と砲塔を縮めれば、
砲身は砲塔内にほぼ収まり、砲塔は背中の中に引っ込みます。

伸び縮みシステムは、大きさの違う筒を重ねて、
伸び切った時に外れないように、糸とセロテープで止めてあります。
これで伸縮と旋回が、一度に出来ます。
容積に余裕の無い、小さいサイズの時には便利です♪

「火を噴くロケット」の時の、炎の出し入れシステムと、
段数が増えただけで、基本的には同じですね。
ブラキオサウルス
 「ちゃんと砲塔は、旋回するんですよ。
 これで、悪者も一撃で…」

人々
 「うわぁ!」
 「今は悪者はいませんから、こっちに向けないで下さいっ!」

まるっこ
 「危ないから、ナイナイしよう…。」
ブラキオサウルス
 「すいません。収納は手動です。」

ブラキオサウルス
 「お詫びに良い事を教えましょう。

 実は昔、ブラキオサウルスは、大きくて体重が重いし、
 肉食の恐竜から身を守るためにも、水辺で暮らしていて、
 良く水に潜っていたと、思われていました。

 が、それだとどうも水圧で、呼吸が出来なくなっちゃうから、
 最近では水の中には、いなかったらしい、と言われているんです。」


人々
 「へえ…ためになるなあ。」

ブラキオサウルス
 「ではまた。」  じゃぶじゃぶじゃぶ…
人々
 「あ… あれ!? ? ?」
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